小樽市「料亭湯宿 銀鱗荘」年越し宿泊2021年→2022年(夕食編)

お子様夕食

毎年楽しみにしている大晦日銀鱗荘での夕食。今回はどのような夕食でしょうか。

じゃがいもバター煮

お子様夕食にはじゃがいもバター煮がついていました。

お子様年越しそば

年越しそばもついています。かけそばですが。

夕食メニュー

今回の夕食で一番の変更点は、大広間をふすまで区切っているところではなく、朝食会場となっている場所が夕食会場となっていました。移動式のパーテーションで半個室のような造作に変更し、サンルームも使うようになったようです。大広間は冬はかなり寒いので、部屋の風情はとても良いのですが、冬季間は寒さにこごえることもあるので、良い変更だと思います。

先附:雲子ポン酢、真子旨煮

先附は真鱈で揃えてきました。ぷりっとしたたちポンとプチプチの真子がコントラストがあって、いいですね。

前菜:本鮪煮凝り、サーモンチーズ包み、柚子餅、北海縞海老、若鶏寄せ、鰊小樽漬け、海老塩辛、たちカマ

お酒がすすむ前菜。お酒ですが、シャンパーニュがリストから外れており、何も飲むかかなり長考しました。結局日本酒を注文しました。去年はシャンパーニュあったのですが、リスト復活を希望しておきました。

御椀:甘海老真丈

きれいなJAPANの中は海老真丈です。温かい汁物はほっとしますね。

造里:本鮪、平目、牡丹海老、雲丹

きれいで、旨味たっぷりのお造里は、日本酒にぴったりです。ゆっくり味わいます。

焼物:鰆柚庵焼き

関東では冬が旬の鰆。鰆は北海道は、漁獲高トップ10にも入っていない魚で、あまりスーパーで見かけないと思います。名前が変わる出世魚なので、鰆は大型となります。脂が乗っていて美味しくいただきました。

台の物:蝦夷鮑陶板焼き

蝦夷鮑陶板焼きは、お皿の上にのって登場しました。ナイフでカット後の写真を載せていますが、一人1個提供されます。サイズもそれなりの大きさなので、食べごたえがありますね。

強肴:十勝彩美牛

十勝彩美牛は黒毛和種と乳用種をかけ合わせた交雑種です。交雑種を使ったのはコストダウンを考えたのか、肉質を考えて選んだのかはわかりませんが、肉の旨味がしっかりあり、美味しくいただきました。火入れも良かったです。

蓋物:鱈かぶら蒸し

しっとりとした鱈のかぶら蒸し。かぶら蒸し自体を家で作ることがないので、外食の醍醐味でしょうか。

御食事:年越しセット(道産生蕎麦、海鮮巻き、海老天婦羅)

大晦日の夕食の締めは年越しそばですね。今年の終わりを実感しますね。

水菓子:ふじ林檎ゼリー寄せ

デザートはさっぱりとするゼリー寄せ。今年最後の夕食も美味しくいただきました。