
毎年楽しみにしている大晦日銀鱗荘での夕食。今回はどのような夕食でしょうか。

お子様夕食にはじゃがいもバター煮がついていました。

年越しそばもついています。かけそばですが。

今回の夕食で一番の変更点は、大広間をふすまで区切っているところではなく、朝食会場となっている場所が夕食会場となっていました。移動式のパーテーションで半個室のような造作に変更し、サンルームも使うようになったようです。大広間は冬はかなり寒いので、部屋の風情はとても良いのですが、冬季間は寒さにこごえることもあるので、良い変更だと思います。

先附は真鱈で揃えてきました。ぷりっとしたたちポンとプチプチの真子がコントラストがあって、いいですね。

お酒がすすむ前菜。お酒ですが、シャンパーニュがリストから外れており、何も飲むかかなり長考しました。結局日本酒を注文しました。去年はシャンパーニュあったのですが、リスト復活を希望しておきました。

きれいなJAPANの中は海老真丈です。温かい汁物はほっとしますね。

きれいで、旨味たっぷりのお造里は、日本酒にぴったりです。ゆっくり味わいます。

関東では冬が旬の鰆。鰆は北海道は、漁獲高トップ10にも入っていない魚で、あまりスーパーで見かけないと思います。名前が変わる出世魚なので、鰆は大型となります。脂が乗っていて美味しくいただきました。

蝦夷鮑陶板焼きは、お皿の上にのって登場しました。ナイフでカット後の写真を載せていますが、一人1個提供されます。サイズもそれなりの大きさなので、食べごたえがありますね。

十勝彩美牛は黒毛和種と乳用種をかけ合わせた交雑種です。交雑種を使ったのはコストダウンを考えたのか、肉質を考えて選んだのかはわかりませんが、肉の旨味がしっかりあり、美味しくいただきました。火入れも良かったです。

しっとりとした鱈のかぶら蒸し。かぶら蒸し自体を家で作ることがないので、外食の醍醐味でしょうか。

大晦日の夕食の締めは年越しそばですね。今年の終わりを実感しますね。

デザートはさっぱりとするゼリー寄せ。今年最後の夕食も美味しくいただきました。