
小樽にはニトリが作った「似鳥美術館」があります。無料券をいただいたので、行ってみました。建物は作家の小林多喜二が働いていたことのある旧たくぎん小樽支店。

1Fはルイス・C ・ティファニー(LCT)のステンドグラスギャラリーです。ここは写真撮影可のフロアーです。ティファニー宝石店の跡取り息子のルイスさんはガラス工芸にのめり込み、ステンドグラスを作成しました。ティファニー宝石店でも筆頭デザインディレクターとして活躍してたそうです。ティファニーのHPより

展示されているステンドグラスはニュージャージー州のセント・ジョーンズ・エピスコパル教会にはめられていたものです。教会が閉鎖されたため、ステンドグラス達は日本にやってきて、似鳥美術館に展示されるようになりました。

ステンドグラスの作成についての解説が展示されていますが、複数枚のことなるガラスを重ねて作られている技法を初めて知りました。これはとても手間のかかる技法ですね。

グラスの光り方が複雑ですね。単色の色ガラスを並べたものとは全く違う印象です。
地下1階はガラスギャラリーです。ガレやラリックなどが展示されています。なんだかたくさんのクラゲが浮いて見える水族館を見ている感じになりました。

3-4Fは撮影できないフロアですが、横山大観、岡本太郎、平山郁夫、ルノワールなど有名な画家の作品が鑑賞できます。
他に違う建物もありますが、時間切れとなり次回にお預けとなりました。とても楽しい時間を過ごせました。また再訪します。