
渡月橋を往復した後、桂川沿いを進み紅葉の名所「宝厳院」に到着。入り口から混雑していた。
宝厳院は天龍寺の塔頭寺院で、1461年室町時代に創建された。創建時は上京区にあったが、最終的に2002年に現在の地に移転された。庭は「獅子吼の庭(ししく)」と呼ばれている。ここは、常時拝観できずに今回は秋の特別拝観なので、拝観できました。


龍門瀑(りゅもんばく)は、登竜門をテーマにした庭園の形式。登竜門は中国の故事で、黄河の急流を鯉が登って龍となったという話。中国南宋よりの帰化僧の蘭渓道隆禅師の発案とされている。宝厳院の龍門瀑を作庭したのは、策彦周良(さくげんしゅうりょう)禅師。龍門瀑は天龍寺にもあるようだけど、今回は回れませんでした。


















紅葉と苔、光と影のコントラスト、圧倒的な存在感の岩。それほど広大な庭ではないけれど、楽しめる場所が数多くある庭で、素晴らしかったです!