
朝からモール温泉にゆっくり浸かったあとは、朝食を食べに食事処へむかいます。
公式サイトより
地域色を感じる食材や調理法を取り入れた界の「ご当地朝食」。界 ポロトでは「鮭とじゃがいものすり流し鍋」を中心とした和食膳をご用意します。



テーブルに置いてある醤油は、室蘭の母恋めし本舗で作っている地球岬ヤヤン昆布醤油です。瓶の中には細切りにしたヤヤン昆布が入っています。ヤヤン昆布とは、室蘭市の地球岬から絵鞆岬までの沿岸にのみ生息する昆布です。「ヤヤン」とはアイヌ語で「廃物」「食用にならない」の意味とされています。岩場で激しい波に揉まれて傷つくので、うまみが増強されている昆布のようです。この醤油をかけて豆腐をいただきましたが、美味し豆腐でした。醤油も良かったです。

蓋物は、鶏とおからのつくねです。美味しかったです。

焼き物は、あぶらこ(アイナメ)柚子味噌漬けです。香ばしい味噌漬けでしたね。

いくらご飯はいつ食べても美味しいですね。

ふりかけをかけてもご飯を食べ、温玉をのせてはTKGにしてご飯を食べ、やたら朝からご飯を食べました。


朝食のメインは鮭とじゃがいものすり流し鍋です。鮭は団子状になって入っています。

鍋には野菜を入れます。バターを入れると味変となり、濃厚さが増します。この鍋はアイヌ民族の食事オハウ(鮭の鍋)から発想したものです。じゃがいもをすり流しているところが三平汁とも違いますね。
オハウ:(アイヌの伝統食、三平汁の起源とも言われる) 塩味ベース
全体的に美味しい朝食でした。ただ、家族からは洋食も食べたいという希望がありました。いまのところ和食のみですが、今後洋食が登場するのかどうか。連泊したときに朝食が変わるのかどうかも興味がありますね。和食と洋食があると連泊した際に、同じ食事をとらなくてもいいですし。